» 富山県内水漁連研修会 | date : 2013/12/06 | |
昨日は富山県内水面漁業協同組合連合会が主催する「健全な内水面生態系復元等推薦事業」講習会が開催され、参加させてもらいました。 講師の先生は、滋賀県水産試験場の亀甲武志さんで「琵琶湖水系における渓流域の漁場管理にむけて及び魚類における琵琶湖と流入河川とのつながりの意義」でした。 一つは琵琶湖水系のイワナの遺伝的な分化と地域固有性の調査、それに基づく漁場管理と増殖に向けての取り組みの紹介でした。 もう一つは琵琶湖固有種のビワマスを通して、湖と流入河川とのつながりの大切さと生息環境改善にむけての課題のお話しでした。 ビワマスはサクラマスと同じ種類で、琵琶湖によって陸封化された固有種ですが、姿はほとんど変わらず、おいしい魚です。ただ、生態はサクラマスとはかなり違っていて10、11月に親魚がそ上産卵し、稚魚は5、6月に琵琶湖に下るので、河川生息期間はほぼ半年、琵琶湖で1〜5年で生活し、河川で産卵して、一生を終える生活史だそうです。 刺網漁が主な漁法で漁獲高は20〜40tとかなり多く、近年は引縄釣が増えて遊漁者が増えているそうです。 どこの河川もそうですが、河川障害物によって魚類のそ上や降下が妨げられていますが、一つの手立てとして簡易魚道の設置の実例紹介がありました。 来年度は熊野川でも、簡易魚道の設置事業を実施したいと考えていますので、興味深く聞かせてもらいました。 朝8時の大沢野大橋の水量は50.8t、水位は1.60m、萩浦橋の昨日の最高水温は8.9℃、今朝8時の水温は8.1℃、濁度6度、昨日の最高気温は13.9℃、今朝8時の気温は9.0℃ トップ画面のトピックスに解禁日、遊漁規則変更の内容を載せてありますのでご確認ください 。 |
||
posted at 2013/12/06 8:53:01
lastupdate at 2013/12/10 8:33:25 »category : その他 【修正】 |